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「アヒルと鴨のコインロッカー」 (2007)

2007–05–23 (Wed) 03:30

アヒルと鴨のコインロッカー

製作年度 2007年
製作国 日本  
監督 中村義洋
原作 伊坂幸太郎
脚本 中村義洋 、鈴木謙一
出演 濱田岳 、瑛太 、関めぐみ 、松田龍平 、大塚寧々


テーマ曲であるボブ・ディランの「風に吹かれて」、この映画にぴったりでした。
(ちなみに個人的にはピーター・ポール&マリーのカバー曲のほうが好みだけど) 


結局知ってるところが映ったわけでもないのですが、それでも仙台が舞台だと思うだけでなんだかワクワクしちゃうものであります。

んで仙台先行上映ってゆーからロードショウかと思いきや、思いっきり単館でしたなw
というわけで宮城以外での公開はとりあえず5~6館みたいなので、劇場で見る機会はないやもしれませんが、なかなかに良く出来た映画でありました。

評判もえらく良いようなのでもしかしたら拡大公開もされるやも。


story
新しい大学一人生活を始める椎名くん。
右隣に住む河崎は、左隣に住む文字の読めないブータン人のために広辞苑をプレゼントしようという。
河崎に連れられるままに広辞苑を本屋で強奪する片棒を担いでしまう。
結局、強奪したのは広辞苑じゃなくって広辞林だった…それをきっかけに椎名は少しおかしな人たちに巻き込まれながら、河崎くん、ブータン人の過去に触れてゆく。



ジモッティ映画って流行ってるんでしょうかね。
「フラガール」…は微妙にしても、「ヨコハマメリー」、「恋しくて」辺りでしょうか。


「恋しくて」の熱さに対照的に、「アヒ鴨」は仙台人の気質らしく(笑、淡々とした不思議な雰囲気。
どっちかっつーと青春ミステリィ、みたいな感じですかね。
動物虐待の連続事件が起こっていたり、河崎くんの謎で闇な過去を探るのがスジなので意外と殺伐というか、不穏な空気が持続する映画です。


タネ明かしのところになると急激に説明的になってしまう帰来はあるものの、とても丁寧につくられている力作です。
画面の映りがダメなところも見受けられますが、それでも例えば砂浜での猟奇的なシーンになると、突如異常な雰囲気がかもし出される辺りなど秀逸です。
…と思ったら、この監督さんは「@ベイビーメール」、「あそこの席」などホラー畑なわけですね。
納得。


椎名くんは言ってみれば透明主人公であって、ナビゲーター役なんですね。
ジョジョで言うところの康一くんってとこね。
河崎、ブータン人とその彼女、謎の男、ペットショップの女…彼らの隠された過去を暴くんじゃなくって、過去に参加していくってのが良いよね。
地味であまり人の目を集めない椎名君は、言葉の壁によって他所々々しくされるブータン人の気持ちとすんなりシンクロしていくっつーあたりも丁寧に示してくれているから、“過去に参加している”感覚が観客にも伝わってくる。



切なくって、哀しいンだけど、爽やかになれる映画です。



それにしても役者さんたちの雰囲気が凄く出てます。
瑛太にしても松田龍平にしても、初めて“雰囲気”を感じてしまいました。
大塚寧々さんは無茶苦茶ヤツれてましたが、何かあったんでしょうか、、、



原作者はさり気に同大(オナダイ)なんですが、彼の作品は読んだことないっすな…あぁ、この他所他所しさこそ仙台人…なこたぁ無い。


アヒルと鴨のコインロッカー


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コメント

羨ましい!

自分は伊坂幸太郎のファンなので本作は是非見たい作品の一本なのですが、先行上映とは実に羨ましい!!
こっちではそんな気の利いたことやってませんよ、、、あ、そーいえば『がばいばあちゃん』が地元ってことで先行上映されてましたっけ・・・。

>せぷさん
がばいばあちゃん、ありましたね。
あれは佐賀県でしたっけ?
伊坂さんの作品は読んだことなくって一度読んでみようかと思ってるんですが、オススメなどありますか?
とりあえずアヒ鴨かなぁ。

おすすめ。。。

おすすめ、、、刊行順に読んでいくのが一番無難な選択だとは思います。というのも伊坂作品はあちこちでリンクしてるんですよ。ある作品で重要だったキャラクターが別の作品では通りすがりの人物だったり。
でもとりあえず一冊選ぶとしたら『陽気なギャングが地球を回す』かな。
これが面白かったらあとは刊行順にどうぞ♪

>せぷさん
「陽気なギャングが地球を回す」ですかぁ。
一度本屋で手には取ったことあるんですが、なにせ映画が不評だったから買うには到らなかったんですょね…読めば映画も当然観るだろうし、それでガックリみたいなのが目に浮んでw
キャラクターが別の作品に出てくるってのが手塚チックで擽られますね。
今度読んでみますです。

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